明けましておめ(遅 とか、びっくりしたこととか。


昨年中はどうにも、身の回りに色々とありすぎて、中々Blogを書くこともしておりませんでした。ホントすいません。
いつもTwitterIRCSkypeなどで殆ど連携が取れてしまっているというのも、ありますね(^^;


で、何故にいきなりエントリを書き始めているかといいますと…
クリスマス・大晦日・正月と立て続けにUpした作品3つについて、びっくりした事や、コメントなどについて、お話を。


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貴音さんの ”月に雫を” from 「黒薔薇の刻を 〜 2011winter」


黒薔薇の刻を 〜 2011winter

の自パートとなります。


「黒薔薇の刻を」シリーズは、Part5/6/7と、今回(9作目)でお邪魔しております。
まぁ、AeriePさんから、「作るぞー」って声を掛けて頂いたら、そりゃこちらもウンウンと頭を捻りつつ、選曲に入るわけで。

この合作では、やはり雰囲気を大事に…という至上命題があるわけで、毎回選曲の時点で悩みますし、更に動画を作ってはAerieさんに「いやぁ、もうちょっとこう、雰囲気をあわせてよ」とツッコミが入るわけです^^;
自分はどうにも、ダンスの選び方、シンクロのさせかたといった部分で、他の黒薔薇製作のPさん達と、想いがずれる部分があったり。
特に、自分の場合は、PVを作るときに暗喩が多く、その為に盛ったエフェクトに、Aerieさんから「判り辛いー」と突っ込まれたり。
エフェクトを盛るなら、ちゃんとその方向で魅せるように…というツッコミな訳ですが、ここら辺は自分への永遠の課題ではあります。


で、今回の選曲。
なんというか、このシリーズの私の選曲では、"歌詞がわかりやすい"事を主軸にしたくなるのですよね^^;
(そこからして、他の合作メンバーとズレてるんじゃね?というツッコミもあったり)
そして「ジャズ」「酒が旨い」「女性ボーカル」などをキーワードに、ニコニコ動画Youtubeを漁っていたときに、この曲に出会いました。
頭の中にスッと入って、イメージが一杯沸いてくるジャズ曲。ほぼシロウトな私には、珍しい体験でした。
そして、声と唄い方に惹かれて、アイマスアイドルを思い浮かべてみる…と、ライブハウスで唄う貴音が。
「…あれ?あずささんじゃなくて?貴音なの?」と、自分自身で戸惑ってみたり。
試しにあわせてみると、これほどしっくり来る組み合わせも中々なかったり。
色々他の曲やアイドルの組み合わせも相談したりしましたが、この曲と貴音で行く事が出来たのは、本当に僥倖だったと思います。


製作に関しては、シンクロ合わせとエフェクトの付け方、カメラの調整といった部分で、12月の半分をまるっと使っています。
後で話す「洋楽m@ster2012/Cartoon Heroes」とほぼ同じ時間を掛けているのですが、中々そう見えないというのがつらい所。
短い時間でばっちり決まったシンクロを付けられる、他のメンバーさんがホント羨ましいというか。


クリスマス前での合作リリース、そして単品の大晦日UP。
スクリプト(物語)パートの製作、繋ぎ、1つの動画としてのまとめといった部分は、初回から参加しているメンバーによる、練熟の技です。
(というか、私が手伝えるような部分は殆どありません…^^;)
やはりこのシリーズは、固定のファンが、こちらの意図を汲んで、お酒と共に楽しんで頂けたというのが嬉しいですし、その反応が楽しいですね。

そして、昨日。
びっくりした事に、この曲を書かれた神近まりさんご本人が、作品をご覧になった事を呟いてるという情報が。
あれよあれよと言う間に、ご本人のマイリスに登録され、更にBlogにまで作品の事が。
これはもうほんとに、冷や汗をかくしか無かったです。当然の事ですが、無許可で使わせて頂いているものに、こういうアクションが頂けるなんて思ってもいなかったもので…(いやもうホント、色々お察し下さい)
本当に、素敵な曲をお借りして、楽しませていただきました。勝手な話ではありますが、お詫びと最大限の感謝を。


人が歌う曲、奏でる曲、踊る曲、何に惹かれるかというのも、人それぞれかと思います。世の中に生まれた全ての曲を聴くことが出来るわけもありません。
今回の神近まりさんの曲は、偶然出会ってから、動画製作してUpするまでの間、繰り返し聞いて、その歌詞と声にどんどん惹かれたことは間違いありません。
ジャズの持つ「心に訴える力」が、この歌からはストレートに伝わってくる、そんな素敵な曲でした。


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【洋楽m@ster2012】「Cartoon Heroes」【開催のお知らせ】


そして、正月にUpした【洋楽M@ster2012】企画告知作品。


こちらは、10月頃に、赤菱Pさんより依頼があって、その後選曲や構成を延々と考えていました。
マイリスコメにも書きましたが、前々から、「P視点とアイドル視点が交差するような作品」ってのを、作ってみたいと思っていました。
(この辺は、リンPさんの「Game」という超名作に影響があるかもしれません)
"Cartoon Heroes"は、そんなネタにぴったりですが、上手く使える機会が無かったのです。今回、ようやく日の目が見れたという所でしょうか。
製作環境がPEという辺り、ニコマスPとしてはちょっとお恥ずかしい部分もあったりしますが、大体、画面に出ているようなツールで、製作しております。
使っている素材で、大晦日Up直前ギリギリまで作っていたのがバレバレという話も。


ウソ和訳にも有るとおり、この動画では、曲の通り、アイドルが「Gameの中の存在である事を意識」してたりします。
それが良いことなのか、悪いことなのかはさておき…
あちこちのコメントなどを拝見すると、「割り切った解釈」「ちょっと悲しい?」等の反応があって、ちょっとびっくりしていたりします。
私としては、この作品の中に居るアイドルも、それはそれで楽しんでいる…と思っていたりするのですが。


曲から貰ったインスピレーション、ニコマスPとしての経験などが交わりあい、構想の時間が長かった事もあって、着手してからは意外と早く完成しました。
途中、ジェットPさんに素敵なあずささんの切り絵を頂いて、企画告知PVとしてキチッと形になったのも助かりました。
他のニコマスPV系作品には無い、ちょっと特殊な作品になってくれたかな?と思っています。
(自己満足乙、という。。w)


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この2作品は、ちょっと低調気味であった去年を、上手く切り替えて、いい年を迎える事が出来るかもと思える作品に仕上がってくれました。
様々な人の関わりの中で、嬉しい事もそうでない事も、ニコ動その他を通じてまた体験していく事が出来る喜び。
まだまだ至らないPではありますが、今年もまた、1年宜しくお願い致します。