ニコマスオタが非オタの彼女にニコマス世界を軽く紹介するための10作

DANGER!
この文章及び口調は、匿名ダイアリー 2008/7/21「アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本」をネタ元としたものであり、つまりそういうことです。

先に同様のエントリを挙げている方へのリンク。
夜明け日記(wtnb18様)
http://d.hatena.ne.jp/wtnb18/20080723/p1


握力(wonder88様)
http://d.hatena.ne.jp/wonder88/20080723/p1


埋もれた名作PVシリーズ とか (ホンコン様)
http://umoretameisaku.blog122.fc2.com/?no=266


まぁ、1万人位居るらしいニコマスオタが、彼女とか奥さんとかゲットしまくってるらしいのは置いといて、
「オタでは無いし、ニコニコ動画を見るような趣味も無いけど、しかし自分がニコニコ動画を見るのをある程度黙認してくれて、その上で全く分からないニコマス世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
ような、実際にありがちな状況で、ニコマスを紹介するために見せるべき10本を選んでみたいのだけど。
(要は、このBlogの2008-01-03エントリの焼き直しだな。相方をニコマスに嵌めるのではなく、相互コミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、キャラが分からないと面白さが分からない作品は避けたい。出来れば初見で理解できて、ハートフルな作品を基本としたい。
あと、いくらニコマスの基本だからといっても、陰陽師は避けたい。
MADの生い立ちからして外せないといっても、それはちょっとさすがになぁ、と思う。
そんな感じ。

話す相方の設定は

ニコマス知識は全くないけれど、パッと見て絵で否定しない程度にはオタに理解がある。
サブカルには縁がないだろうけど、作品を素直な目で見る落ち着きはある

という条件で。
まず俺的に。出した順番はちょっとだけ意味がある。

DROP DROP【オリジナル短編3DCGアニメ】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1623022

まぁ、いきなりニコマス以外かよとも思うけど、ニコマスに入っている要素があって、この後の拒否反応が和らぐという点では、外せないんだよなぁ。名作だし。
ただ、ここでコメ有にしてしまうと、たまに流れる幼女趣味コメントで、引かれてしまうかも。
このシンプルで癒される作品について、どれだけこれが素晴らしいかを、技術面ではなくシナリオや作成動機などの面で伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としては、良いタスクだろうと思う。

アイドルマスター 「風邪ひいてばたんきゅー」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1766524

これって典型的な「ニコマスオタが考える一般人に受け入れられそうな作品(実際には男が女を可愛いと思う要素ばかり)」そのもの
という意見にはそこそこ賛成なのだけれど、これを見せてこの話を続けられそうかを確かめてみるには丁度いいネタじゃないのかな。
ニコマスオタとしては、この作品は”曲に合わせて可愛らしさを演出した作品”として良いと思うおもうだけど、率直に言ってどう?」って。

アイドルマスター 春香&さだまさし 「恋愛症候群」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1257402

ニコマスファンに多い、おっさんファンが持ってるさだまさし曲への敬意と、春香というキャラクタへのこだわりを
相方に紹介するって意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもニコマス的な
 キャラクタの性格と立ち位置の説明
 ニコマス素材を使って曲を盛り上げるという構図
をうまくすべて取り入れているのが、紹介してみたい理由。

アイドルマスター 洋楽コラボPV 「君の瞳に恋してる」 真
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1229601

多分これを見た相方は「曲に合わせて踊ってるんだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
違う曲の振り付けを自分で組み合わせて、気に入っている曲に合わせた動画を作ってるんだというニコマスの原点、
いかに自然に見せるかという点で、技術を惜しまないということ、なんかを相方と話してみたいかな、という願望。

THE IDOLM@STER WAKAMURA RECYCLE VOL.01
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1454554

「やっぱりゲームは子供のためのものだよね」という話になったときに、そこで見せるのは「おっさんホイホイ」タグでもいいのだけど、そこでこれを選んだのは、このシリーズに掛ける覆面の人の思いが好きだから。
作品時間が長くなると画質が悪くなる、それでも曲は一杯入れたくて16分弱という尺が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、
そのサービス精神と技術への拘りがどうしても職人的だなぁと思えてしまうから。
この16分弱を俺自身は全く長いとは思わないし、削る所なんてないけれど、一方でこれが
普通のPさんだったら、あっさり分割してしまうだろうとも思う。
なのに、雰囲気を連続して見せたい、それで画質も保持したいという想いを完璧に作り上げてしまう、というあたり、どうしても
「こういう組み合わせで、俺はニコマス作品を作りたいんだというプロデューサー」に反応してしまう見る側としては、たとえこの作品を作ったわかむらPさんの想いとは違ったとしても、
敬意をはらいたい。作品自体のクオリティと合わせて、そんなことを相方に話してみたい。

■iDOLM@STER&JB 『TURN ME LOOSE, I'M Dr.FEELGOOD』
http://www.nicovideo.jp/watch/sm477567

今からニコマス見るという人で、ニコマス作品の構成やクオリティの高さを知っている人はそんなに居ないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
ニコマス作品の素材となっているゲームが出て数か月で、実力あるプロデューサーが使う技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、
こういうクオリティの作品が、すでに1年前にニコニコ動画で発表されていたんだよ、というのは、
別に俺自身が作品作りそのものに貢献してなくとも、なんとなくニコマス好きとしては不思議に誇らしいし、
いわゆるTVの歌番組やプロモーションビデオでしか曲を見たり聞いたりしない相方には見せてあげたいなと思う。

アイドルマスター 『ジェニーはご機嫌ななめ』 春香
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1492233

春香可愛いよ春香というのを教えたい、というストレートな部分を伝える、ということではなくて。
「ゲームで出てきたアイドルをもっと自分なりに再構築したい」的な感覚が、プロデューサーには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそニコマス作品はジャンルが広がって、作品数も膨大になったんだとも思う。
アイマスのアイドルは可愛い」というプロデューサーの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「可愛いと思う気分」の
源は、こういう作品が積み重なって出てきたものなんじゃないか、という、そんな屁理屈はかけらも口にせずに、
単純に可愛い可愛いを連発してくれるかどうかを見たい。

■(アイドルマスター×秒速5センチメートル)one more time,one more chance
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2776934

こいつは地雷だよなぁ。地雷が火を噴くか否か、そのスリルを味わってみたいなあ。
こういう「ゲームとしてのアイマスの切なさ」を目一杯素晴らしいかたちで作品に仕上げて、それがアイマスを知らない人に受け入れられるか
どん引きされてしまうか、というのを見てみたい。

■【切り絵アニメ】でアイドルマスター【完成版】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3831589


アイドルマスター DA SCHOOL RAP / バブルガム・ブラザーズ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3234003

8本まででも結構悩んだんだけど、9本目10本目は今のニコマス作品のレベルを見せるという意味で、この2作を選んだ。
自作アニメから切り抜きで終わるのもそれなりに意味はあるだろうし、アイマスをキャラクターとして物語を作る作品、素材を徹底的に料理する作品の両方をみせるという意味で紹介する価値があるはず。
もっと他に紹介すべき作品は山のようにある気もする。


というわけで、俺のこういう意図にそって、もっと紹介すべき作品というのがあったら、どんどん自分なりに書いてURLをコメントで教えて下さい。


「ダメだこのおっさんは。ガチ作品の選択が甘い」
「キャラクタが偏ってね?」
「最近の作品が抜け落ちまくってるじゃねーか」
という指摘は大歓迎。
こういう試みそのものに関しての意見は…たぶん、聞かないw*1


追記
マジで10選なんて無理無理!一応女性受けしそうな作品を選んだつもりではありますけど。。
あ、本気にされる方は、コメントを消して見せてあげて下さいね。たぶん意図が台無しになると思うのでw

*1:これはリクエストに応えて作成したエントリなので。。^^;