はじCさんとこの企画に乗るよ!


はじめてのC お試し版
ニコマス企画?!僕の誰々さん一選」
http://d.hatena.ne.jp/hajic/20090126/p1
の企画に乗ります。


おっさんはあずささんスキーな訳で、一選をする前に、ちょーっと語りなどを。


アイドルマスターというゲームから、現在ニコニコ動画にUpされるニコマス作品群までの間には、全国のプロデューサーが付与してきた、「キャラクターとしての記号」が存在します。
春香であれば黒/白、千早は72、伊織ならツンデレ…などといった、元のゲームから発展してきた記号は、ニコマス作品を見て楽しむ情報となっています。
※この辺は、企画主である、hajicさんの「08年末版 ニコマス・キャラクターガイド」が、とても参考になります。


そんな中で、あずさというアイドルは、これだけニコマス界隈で作品を作られ記号が付けられる中、10人の中ではほぼ唯一と言っていいほど、「ニコマスによる」記号が付いていないアイドル。他のアイドルと比較して、ネタが付け入る隙が無いという面もあるのかもしれません。


年齢、胸、天然、道に迷いやすい、中の人…といった、元々存在したであろう記号達だけでなく、何かが生み出されてもいいんじゃないかなぁ。。と思うこと1年半。
真や伊織にもスポットライトが当たった事もあり、出来ればそろそろ、あずささんブームが来てほしいなぁ。。なんて、思ったりしますw
ただ、今回の作品選定を通して見ると、あずささんの場合は初期に名作が出過ぎたというのもあるのかも知れませんね。^-^;
そして、「クラブあずさ」というタグが付けられる、のんびり楽しむ作品群。
もちろんあずささんだけではありませんが、このタグが付く大人の視点で楽しめる作品や、おっさんホイホイな作品には、ちょっと一選は難しい…
1つだけ選ぶという企画には、あずささんの作品は似合わないという面が、確かにあります。


では、私の「一選」に入りましょうか。
部門毎に分けて作品を複数紹介した後に、最後に1つ、推薦させていただきます。


■中の人部門


アイドルマスター 飲み物を口に含んだままご覧下さい
http://www.nicovideo.jp/watch/sm619876
2007/07/15 桃邪気P

そう、あずささん好きは、このPさんを外せないのです。
音源のチョイスと、それを可視化するまでの技術と昇華(ネタであれガチであれ)において、このPさんは本当に、楽しい作品ばかりでした。
この作品を、泣き笑いの表情で見なければならないのが、今でもちょっとズキっとしてしまいます。
…なんて、まずは笑って見るべきでしょうね。


■時代劇部門


暴れん坊あずささん_アイドルマスター×暴れん坊将軍
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1399916
2007/10/29 末期P(仮)

このBlogの最初期に紹介している作品。しかし未だに、この馬鹿さ加減は、衰えませんねw
一発勝負ではあるのですが、やはり私の中でネタ作品は強いです。^-^;


■ネタ部門


おはよう!あずささん〜出陣〜
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2975550
2008/04/12 守屋観七P

うん、この作品を超える1発ネタには、まだ出逢えてないような気がするw
最初に見たときの笑撃は、今でも覚えてます。もういろんな意味で負けた!!と思わされました。いや、悔しさは不思議とないのですがw


■ガチ部門


アイドルマスター 『STYLISH QUEEN★』 Azusa x Chiaking
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1672816
2007/12/02 ekaoP

曲に合わせた構図と枠、そしてそれらが織りなす雰囲気がたまらない作品。
PVとしての総合的な出来は、群を抜いています。
見ていて楽しくなるこの出来は、もっとみられるべきだと思うんだ。うん。


アイドルマスター 「愛のカルマ」 三浦あずさ (真・千早)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1672816
2007/12/09 オクラ山ため蔵P

こちらも、上と並んでPVとしての出来が素晴らしい作品。
上と違いPOPな要素はなく、やや情念的な歌ですが、その空気の再現度は半端なく高い…!
迫力あるあずささん(歌唱力的な意味で)を見たい時には、こちらをどうぞ。


アイドルマスター 月のワルツ あずさ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm549976
2007/07/03 aloinsP

野生のNHK的な意味で。(^-^;
発表された当時には珍しく、画質調整やカメラワーク、動画の重ねなど、元ネタの雰囲気を紡ぎだす出来は、今見ても素晴らしいの一言。
そして、3拍子に合わせるダンスシンクロのテクニックや、ラストの思わせぶりなあずささんのコミュシーンなど、様々な面で繰り返し見て楽しめる逸品。


■コラボ部門


アイドルマスター×東方アレンジ あずさ Phantasm Brigade 似非PV
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5072912
2008/10/28 TiltP

東方系とのコラボは中々難しい面があるのですが、こういうコラボを見せつけられると、可能性は広がるなぁと思わされますね。。
東方STGの肝である弾幕を、こういう風に利用するというのは、見ごたえがあります。
あずささんにエフェクトなぞ不要!という、頑固爺的なこだわりを粉々にされました。^-^; 参った。


■ゲーム部門


ファミソン8BIT☆アイドルマスター 禁恋歌 三浦あずさ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5675252
2008/12/27 ねこP

この曲の為だけに、ファミソン8bitが欲しい。。(^^;
元ゲームへの想い入れもありますが、それ以上に、素直なPVとしての出来が素晴らしい。
派手さではなく、ややUP多めのカメラワーク/背景の選び方/表情の選択といった、面倒な部分を煮詰めて出来る、雰囲気が好きな作品です。


えっちなのはいけないと思います部門


アイドルマスター あずさ 極楽蝶 【R指定
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3505794
2008/05/31 かわづP

ボカロオリジナル、怪しいCD、様々な場所から、えっちぃ曲を素材にPVを作られることの多いかわづPさん。最近は仮想戦記系にも。
コメントにもあるとおり、確かにミクボイスにあずささんはちょっと厳しいのですが…
この作品では、エッチっぽいというより「イヤラシさ」を追及している感じ。それがまたばっちり決まっているのも、不思議な魅力です。



そして、「一選」は、クラブあずさ部門から、これを推します!


■クラブあずさ部門


アイドルマスター あずさ Que sera sera
http://www.nicovideo.jp/watch/sm814566
2007/8/11 tlop

おっさんが洋楽好き、クラブあずさ好き、曲とストーリーが交るPVが好き、という偏りがあるにしても…
ニコマスの初期に制作されたPVとしては、完成度が異様に高いと思います。
今のニコマスPVとの比較で見れば、技術的な面でまだ高める事が出来るのかも知れませんが、この作品には、無駄にエフェクトなどは要らないでしょう。


作品を見たときに、心が動く。そんな作品に出逢えた時の嬉しさを、何度見ても思い出させる。
そんな作品は、これだけニコマス作品を見ていても、数える程しかありません。
そしてそういう作品は、再生数もマイリスト数も関係なく、出逢えるもの。
おっさんが作品をPickUpしたり、見続けたりするのは、きっと、自分だけのこういう作品を見つける為だと思います。