さて、またおっさんが無用な心配事を書き連ねますｗ
昨日の大量レビューで一息ついた*1ので、ちょっとだけ語らせて下さいな。
おっさんがこのBlogで作品を紹介しているモチベーションは何だろう？と考えてみると、やはり「この楽しい世界を少しでも盛り上げ、継続させたい」という想いからだったりします。
これ、ニコマスファン（広義でアイマスファン）なら、普通に持っている心理。
そして、何時の日かこの楽しい世界が消えてしまう事を恐れている訳です。
いわゆる「オタクの文化」は、過去において様々なネタが盛り上がっては消えるという体験を持っているため、おっさんに限らず、オタク歴が長いほど、その消滅に異様なまでの恐怖感を持っていると思います。
アイマスのような、オタク文化の中でも割と高い年齢の人をターゲットとしたコンテンツにおいては、その消滅を異様に恐れ、それへの配慮を欠かさないという文化が出来上がるのも、自然な流れなのかもしれません。
おっさんが、この世界に気分良くいられるのも、そういう空気があるからでしょう。
この楽しい世界が消えるとしたら、それはどんな理由でしょうか？心当たりを羅列してみましょう。
- 権利者関連のトラブル
- 内輪ネタの回転により、飽きが加速したり新規ファンが来なくなるなどの展開
- ファン層が減る、ネガティブな空気の形成
この内、権利者関連のトラブルは…これは災害に近く、考える事は必要ですが、今すぐ有効な手を打てる状況でもないですし、置いておきます。
内輪ネタの回転についても、これが延々と同じネタが回転し始めない限りは大丈夫だと、勝手に思っています。
では、ネガティブな空気の形成とは？
そう、この世界をあっという間に終わらせる方法が、１つあるのです。
いわゆる有力者（この場合は有名なPさんに限りません。PVの多い紹介Blogの方も同様でしょう）の方々が、目につくところに「もう飽きた」と書けば、それだけで終了してしまう危うさがあるのです。
正直に言えば、ありすえＰさんのあの引退の手法*2は、その起爆剤になりかねない危うさをもっていたと思いますし、皆さんも同じ事を考えられたでしょう。
しかし、im@sMADはその危機をひとまず乗り越え、更に拡大する要素（作品数の拡大と、L4Uという新コンテンツの投入）もあり、この点は今しばらくは大丈夫かな…と思っています。
次に心配すべきことは何か？私達が心がけなければいけないことは何でしょう？
様々な方の言動に対して、結果に対して批難するのではなく、それがどのような意図をもっているかを考える事かな、と思っています。
ちょっと難しい言い回しかと思いますが…
具体的な話にしましょう。
まず、このおっさんの紹介手法について。
他の紹介Blogでは、殆どのケースで、動画への紹介をサムネイルと再生数などが入ったパーツを利用しています。
これが使えれば本当に便利なのですが…おっさんはこれ、やっぱり使えません。
「おっさんがティンと来た」作品を紹介するのに、再生数はどうしても邪魔ですし、ネタバレせずに作品を見たくなるショットを提供したい為に、画像を撮ります。*3
しかし、この紹介はあくまで「おっさんはこういう風に紹介したい！」という手法であって、意図を理解して欲しいという想いはあれども、こうあるべきだ！なんて全く思っていないシロモノです。
「続・空から降ってくるので」で、カズマさんがガクブルしつつも作品にランク付けをし始めたのも、作品を見る人に対して、俺はこれだけ作品をオススメしてるんだ！という意思であって、作品の格付けをして悦に入っている訳ではない…という事なんだと、普通に考えれば出てくる。*4
こういう違いを、楽しんでほしい訳です。「俺はこのBlogが正しいと思う、ここでもそうしなさい！」というのは、違うと。
そして、Pさん達にかかわることでも同じです。
これだけのPさん達がいて、ノートラブルですべてが行く訳はありません。
各Pさん達の、作品を作る理由だって様々でしょうし、それが衝突することだって当然あります。
しかしそれは、この文化を意図して破壊するようなもの？…おっさんが知る限りでは、そんな事は1回もありませんでした。
逆に、それを騒ぎ立てることの方が、ずっとダメージが大きかった。
現象だけを見て、その人の意図をけなしたり批難したり、この世界を閉じてやろうとする、ネガティブな行動が、世界を閉じるきっかけになる…そんなものを一杯見てきました。
ここまで空気のよい世界ですから、わざわざおっさんが繰り返し言うことではないのですが、もう一度だけ。
この楽しい文化を、自らの手で壊さないように。
表面に見えることだけで反応するのではなく、その意図を汲み取ってやってください。
この文章を書いているおっさんの為のお願いではありません。
この文化で楽しんでいる人、数万人*5の為の、簡単な心配りです。
