今の週マスの作られ方


一回まとめておいたほうが良いらしいので、こんなエントリでご機嫌を伺いますw


週マスにかかわるようになって半年弱。
最初のころはPickUpで協力できるかと思っていた程度だったのが、増刊から本編、秋SPではPartを1つまるっと担当させていただきました。


技術面、素材面では、くらわんPさん、オンナスキーPさんに、いくつか助言を頂いたり。
集計、紹介枠素材はMiragePさんに完全に頼りきりだったり。
全くもって、初心者がお騒がせして足を引っ張ってたような状況ですが、恥を忍んで、制作過程なんかを書いてみたいと思います。

日曜〜水曜

この辺はほとんど会話すらない、平和な時間。
各自好き勝手に動画を見たり、雑談したりしています。
紳士協定スレスレの作品が出ると、ちょっとだけ焦って先に相談していたりw

木曜夜

PickUpしなきゃー!と、私がヒーヒー言い出す夜w
テーマを決めて、あーでもない、こーでもないと頭を悩ませています。
基本的に、PickUpは
「再生数5000以下」
「過去近々に紹介させていただいたPさんの作品は保留に」
「アイドルがばらければ尚可」
「あずささんばかりにしないw」
おっさんホイホイばかりにしないw」
という、ゆるい基準で決めております。
やはりテーマが難しいですね。タグネタはとうに尽きていて、今はテーマをひねり出すのが一番難しかったり。
逆に言えば、テーマが決まってしまえば、後は今まで見てきた作品を思い出したり、ちょっと調べたりするだけで、PickUp作品は十分に集まります。
つくづく、層が厚いジャンルだなぁと思いますね。。
作品が決まれば、後はWikiPediaやアーティストの公式HP、amazonと格闘して、1枚目のコメント枠には曲に関する情報(アーティスト名、収録されているCD、その発売日など)をまとめて、2枚目のコメント枠に、登場アイドルがどんなふうに魅せてくれるのかを、書いてみたりしています。
この作業で、3時間〜4時間位。秒数指定を含めて、Excelにまとめて、動画作成担当者にお渡ししています。

金曜夜

MiragePさんによる集計と、除外判定会議。
これがまた、時間が掛かったり、作品抜けを調べたり、意見の相違が出たりで、大変な時間です。
除外判定は相当な議論になることすらあったりもしますが、今居るメンバーは、皆さん大人ですので、何とかなってますw
集計が確定するのが23時位。ここからが動画作成担当者のターンです。


実際、ここの部分で、MiragePさんの労力ははかり知れません。
集計データを貰ってから、実際の順位が出るまでには、未だにかなりマンパワーが必要。
(参考:週マスが出来るまで 〜週刊アイドルマスターランキング作業工程〜 http://www.nicovideo.jp/watch/sm1512927
自動化出来た部分もありますが、逆に今では長期作品や除外ルールが増えたこともあり、未だに職人芸の世界です。
これをこなしてきた歴代の担当者さん達(桃月Pさん/中目黒Pさん/MiragePさん)に、改めて感謝。

土曜未明〜週マスUpまで

動画作成担当者の体調次第で、土曜朝Upだったり、ギリギリ土曜夜だったり。
動画作ってる時にも、小鳥さんのトークや、小ネタの相談をしていたりします。
そして大体1回エンコした後に、皆で目視チェックして、修正点を洗い出した後に、再エンコ〜Upという流れが多いです。
その場にいたメンバーでチェックを掛けていますが、私用や睡眠などで、いつも人がいるわけでもなく。
やはりここに常駐者が欲しかったので、新メンバーさんの参加はありがたいですね。


大体、毎週こんなことをしています。後は、空いている時間に、SPの企画出しや担当決めなど。
さて、年末の企画ラッシュは、乗り切れるかな…?^^;

動画作成環境とか云々

動画作成担当者が使いたいツールを使っているもので、皆見事に環境がバラバラですw
恐らく一番「安く」作っているであろう私の環境は、以下のような感じ。


■素材作成(静止画)
Adobe PhotoShop EL
■作品DL
SmileDownLoader
■作品AVI化
Craving Explorer
■作品切り出し
AviUtl
■小鳥さんトーク作成
紙芝居クリエータ
■動画編集
Adobe Premiere EL
H.264エンコード
Avisynth + 図書館Pセット


作品紹介枠と、社長のテロップは、集計時のツールによって自動作成されています。
それに加えて、
■PickUp紹介枠
■小鳥さんトーク
■背景ホワイトボード(ネタ仕込み)
■毎週変化する絵(集計期間やSPサンクス等)
等を事前に作成します。


紹介する作品は、ダウンロードしたものをがっつりAVI化した後、フィルタ一切無しで、AviUtlで切り出し。
エンコード時にまとめて調整されるので、音やFpsは極力弄らないようにしています。
順位によって20秒、30秒、40秒で切り出していくのですが、私の場合は頭か終わりを決めて、10秒程度余裕をもって切り出してます。
ここで設定を間違えて、画面サイズやアス比が変になってたりして、再切り出しとか、かなり泣けます^-^;
切り出す箇所も、担当によって様々ですが、私は「続きが見たくなる(作品そのものを見たくなる)」事を最重要にして切り出している…つもり(汗)
繋ぎが有れば、それを念頭に置いて切り出しもします。
色んな苦労もありますが、やはり一番楽しい時間でもあります。


そして、いよいよPremiereELでTL編集。(ごにょごにょ)することによって、512x384で作成しています。
ELなんで、小分けにTLを作って後でまとめるという技が使えず、延々と同じTLに素材を並べる羽目になります。^-^;
大きめに切り出した素材を、秒数をにらみつつ、切りの良い場所で終わるように編集。
作品間はすべて1秒のフェードイン/フェードアウト(画像/音声共)をしかけています。
音声は素材毎に、PremiereELの機能でボリューム検出後、自分でも聞いて調整していますが、未だに上手く揃わない時があったり。。
「New!」や「RankUp!」などの効果を掛けたり、必要な個所でタイトルを挿入したり。小鳥さんトークは無音声で出力しているので、BGMを入れたり。
以前は小鳥さんトークも、PremiereELでタイトルとして挿入していたのですが、これだと複数行にまたがる文字送りが出来なかったり。
紙芝居クリエーターの作者、すいぎんPさんに感謝です。m(__


PremiereELで完成した後は、MicrosoftAVI-NONEにて、無圧縮AVI出力。
20G近くのファイルを、最後に図書館Pセットにて、H.264 3Pass 20fpsエンコードしています。いや、ホントにこれは楽です。ありがとうございます。m(__
ビットレートは、動画の長さによって、映像190〜230程度、音声48位。


まぁ、今はこんなこと書いてますが、増刊を作り始めた頃は、徹底的にいじめられましたw
「フェードが掛かってないぞ」「音量がおかしい」「最後はちゃんと暗転させなきゃ」「PickUpにディゾルブ掛かってないよ」「そんなとこ切りだしちゃダメ」「先週そこは切り出したから別のとこにしようよ」「そこはつなげるよ」「雑音が入ってるね」「エンコ失敗だろ、もっとビットレートギリギリ狙って」 ああもうw
Take4までダメ出しだされたのも、良い思い出?です^^;


そんなこんなで、毎週お送りしている週マス。
まずは年末に向けて。まだまだ、頑張りたいと思います。^-^